ロタウイルスワクチンの予防接種の必要性は?接種率はどのくらい?

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乳幼児をお持ちのお母さんなら、胃腸炎の原因として思いつくのがロタウイルスではないでしょうか?

このロタウイルスは、予防接種により重症化を防ぐことができるということは、既にご存知でしょう。

しかし、ロタウイルスワクチンは任意接種の予防接種になっています。

つまり、ロタウイルスの予防接種を受けるかどうかは保護者の判断になりますが、経費もかかりますし、本当に必要なのかどうか気になるところですよね。

そこで今回は、ロタウイルスワクチンの接種率なども含め、予防接種の必要性についてお話していきましょう。


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ロタウイルスワクチンの予防接種の必要性について!

始めにお話しておきたいことは、ロタウイルスワクチンは早めに接種を考えてもらいたいワクチンだということです。

乳幼児期の子供にとって感染力の強いロタウイルスは、どんなに気を付けていても誰でも感染してしまう可能性があります。

特にお母さんからもらった免疫の効果がなくなる生後3か月から、生後6か月までの間に初めて感染したとき、症状が激しく出ると言われていますよ。

ロタウイルスは、激しい嘔吐や下痢が主な症状ですが、あわせて発熱することもあります。

体の小さな赤ちゃんですので、あっという間に脱水症状が進み、入院することになったという話はよく耳にしたこともあるでしょう。

 

そして、このロタウイルスの重症化のリスクが一番高いのも、生後3か月~6か月の期間なのです。

ロタウイルスは重症化すると非常に怖い病気ですが、この重症化、実はロタウイルスワクチンで防ぐことが可能です。

もし重症化した時のことを考えれば、ロタウイルスの予防接種が非常に重要であるとご理解頂けるのではないでしょうか?

 

ロタウイルスは、手洗いうがいなどの予防だけでは感染を防ぎきれないほどの感染力があり、1度かかっても何度もかかりやすい感染症です。

ですので、予防接種を受けておくと軽く済むというのは、看病するお母さんにとっても助かる話ですよね。


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ロタウイルスの予防接種の接種率はどのくらいなの?

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日本での接種率は約45%程度だといわれています。

とても効果がある予防接種ですが、なぜ半数以上のお母さんがロタウイルスの予防接種を受けないのでしょうか?

 

これはいくつかの理由が考えられます。

まず、ロタウイルスワクチンは任意の予防接種ですので、保険外診療のため費用を全額負担しなければならないことがあげられます。

ロタウイルスワクチンは2回接種と3回接種の2種類のワクチンがあります。

2回接種では24000~26000円3回接種では24000~30000円がおおよその費用ですね。

この金額を全額負担しなければならないわけですから、金銭的に厳しい家庭などでは接種を見送る方もいらっしゃるというわけです。

ただ、こちらは地域によっては一部補助金が出る自治体もありますので、費用が厳しいと考えている方も、接種の際は一度お住いの地方自治体に確認してくださいね。

 

次に考えられる原因としては、接種できる期間が決められており、その期間が短いことです。

2回接種のワクチンでは生後6週~20週までに、3回接種のワクチンでは生後6週~24週までに1回目の接種を済ませなければなりません。

ロタウイルスワクチンの存在自体をそもそも知らなかった方などは、この期間内に受けられなかったということも多いと聞きます。

 

また、ロタウイルスワクチンは4週間程度の間隔で2回目ワクチンによっては3回目を接種するスケジュールになります。

この月齢の赤ちゃんはほかにも受けなければならない予防接種がたくさんあり、体調が変化しやすい赤ちゃんはスケジュール通りに予防接種を進めることも難しいケースが多いというわけですね。

 

なお、ロタウイルスのワクチンは生ワクチンと呼ばれる種類のもので、口から飲んで接種します。

このワクチンを受けると、その後4週間はほかの予防接種を受けることができなくなり、スケジュールを立てるのがとても難しくなるということも、接種率が低い原因かもしれません。

ですので、ロタウイルスワクチンの接種を希望する場合は、かかりつけの医師に早めに相談すると、余裕を持って予防接種のスケジュールを立ててもらえますよ。

 

最後に、一番気になる副作用のことが原因として考えられます。

どの予防接種にも副作用はありますが、ロタウイルスワクチンの副作用でよく言われているものは嘔吐、下痢、発熱、不機嫌などがあります。

これらの症状が出た場合でも、副作用の症状は3日以内に治まるといわれています。

これ以外に重篤な副作用として、腸重積があげられます。

腸重積とは、何らかの原因で折り畳みの望遠鏡のように腸が中に入り込んでしまう病気です。

しかしロタウイルスワクチンが接種できるこの期間こそが、腸重積が最もおこりにくい期間となっていますので、さほど心配することはないでしょう。

 

 

ロタウイルスワクチンの予防接種は結局した方がお得なの?

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ここまでにロタウイルスの予防接種の必要性や、接種率が低い原因などご説明してきましたが、結局ロタウイルスワクチンは受けたほうがいいのかどうかが気になりますよね。

ロタウイルスワクチンは受けるべきか受けないべきか?どっちがお得かお話していきましょう。

まず結論として、ロタウイルスワクチンは受けておくほうがお得だと考えて良いかと思います。

その理由としては、結果としてかかる負担や費用が、ワクチン接種をしなかった場合の方が大きいと考えられるためです。

まず、子供がロタウイルスに感染した場合、当然ですが治療費が発生しますよね。

重症化しない場合でも様子をみるために入院になるケースもありますので、入院となると費用はかなりの額になります。

 

また、ロタウイルスは看病をしている大人や兄弟などにも感染します。

家族全員が感染してしまうと、当然ですがさらに治療費がかかってきますよね。

仕事を休むことになれば、結果として後々心身に負担がかかる可能性も高いと言えるでしょうし、感染した兄弟を診る場合も看病に時間と体力を奪われてしまいます。

 

あと、ロタウイルスは感染力が強く、下痢や嘔吐物からも感染するため、こういったものの処理にも手間をとられてしまいますよね。

場合によってはここから親に感染する可能性も十分に考えられますので、そうなると看病にかかる負担はさらに増してしまいます。

このように、予防接種を受けなかった場合というのは、様々なリスクが伴うということを理解しておかなければなりません。

 

また、予防接種を受けていない子供がロタウイルスにかかった場合、およそ1週間程度下痢が続きます。

ロタウイルスは便中に排出されますので、保育園によっては下痢が治まるまで登園禁止になることもあるようです。

お仕事をされているお母さん方は、1週間もお休みをとることは難しいでしょう。

先ほどもお伝えしましたが、兄弟児がいればうつってしまうこともありますので、何週間もお休みしなければならない可能性もあります。

ロタウイルスの予防接種は感染を予防することはできませんが、重症化を防ぐことができます。

ロタウイルスに感染しても症状が軽く、すぐに回復できれば必然的にお母さんの負担も少なくて済みますよね。

このようにロタウイルスの予防接種は、受けておいた方がお得だと言えるのです。

 

 

まとめ

自己負担で接種しなければならないロタウイルスワクチンですが、接種した方が結果的に家族の負担が少ないということがお分かりいただけたと思います。

 

また、入院したり看病していたお母さんが感染したり、予防接種を受けずに重症化してしまった時の経済的な負担も考えられます。

予防接種に初期費用は掛かりますが、長い目で見ると結果的にお得といえるのではないでしょうか?

 

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