RSウイルス感染症の予防接種『シナジス』の間隔は?いつまで打つの?

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RSウイルス感染症の重症化を予防できるシナジスですが、接種の間隔や期間など気になることも多いですね。

またどのような人がいつまでにシナジスを接種するべきなのでしょうか?

乳幼児が感染すると重症化しやすく、インフルエンザよりも怖いといわれているRSウイルス感染症ですから、予防接種があるならば受けたいと思っているお母さん方も多いでしょう。

今回はRSウイルスの予防接種といわれているシナジスについて、お話してきたいと思います。


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RSウイルスの予防接種『シナジス』を受けるための条件は?

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RSウイルス感染症の重症化を予防するといわれているシナジスですが、保険適用で接種するためにはいくつかの条件があるのをご存知でしょうか?

 

一言で言ってしまえば、重症化しやすい持病のある乳幼児が保険適用で接種できます。

詳しくご説明しましょう。

 

まずは早産児です。

在胎週数が28週以下で生まれてきた、RSウイルスが流行するときに12か月以下の乳幼児や、在胎週数が29~35週で生まれてきた、RSウイルスが流行するときに6ヵ月以下の乳児が対象になります。

 

次に、先天的に肺や心臓に持病がある24か月以下の乳幼児が対象になります。

対象になる疾患は細かく決められていますので、気になるときは主治医に質問しておきましょう。

 

そして最後に、ダウン症の24か月以下の乳幼児です。

ダウン症の半数では先天的な心疾患があるので、そうでなくとも大体のケースで接種の対象になります。

 

しかし、心疾患のない場合でも保険で接種できることになっていますよ。

このように早産で体力がなかったり、先天的な疾患がある場合には、低月齢のうちからRSウイルスに感染することも考えられます。

ですので、これらの条件にあてはまる場合は接種を受けるべきでしょう。

 

なお、条件に当てはまらない場合でも自費診療で接種することは可能です。

しかし、シナジスはとても高い薬で、しかも体重で投与の量が増えていきますので、例えば3kgの子供が接種する場合、1回の費用が約8万円かかる計算になります。

さらには流行期間中、1ヶ月に1回のペースで接種をしなければならないので、かかる金額は膨大です。

一般家庭だとあまり現実的な金額とは言えませんよね。

 

健康なお子さんでは、感染を何度も繰り返すことによって免疫が付いてくるので、RSウイルス感染症でも風邪のような症状で回復できるようになります。

重症化にさえ気を付ければ、高額のシナジス接種を受ける必要もあまりないと言えるでしょう。


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シナジスはどのくらいの間隔で何回打つものなの?

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条件が当てはまれば保険診療でシナジス接種できることをお話しましたが、ほかの予防接種のこともあるので、シナジス接種を行う間隔など気になる点もあるでしょう。

このシナジス接種ですが、実はほかの予防接種と違い、RSウイルスが流行している期間中は毎月接種する必要があります。

大体の場合、9月から翌年の2月まで、計6回接種することになりますね。

なぜこれほど何度も接種しなければならないのかと言うと、その理由はシナジスの持つ特性にあります。

 

通常のワクチンというのは、体に免疫をさせるためのものです。

免疫というのは、ウイルスに対する抗体と呼ばれるものを体内で作ることで行われていますが、要するにこの抗体の作り方を学ばせるのがワクチンというわけですね。

一方、シナジス接種というのは、抗体の作り方を学ばせるものではなく、抗体自体を直接体内に入れるというものになります。

つまり、抗体自体の作り方を学ぶわけではないため、注射した分が無くなってしまえば効力を失ってしまうわけですね。

こういった理由から、通常のワクチンと違って毎月の投与が必要になるというわけです。

 

そして気になる他の予防接種との兼ね合いですが、シナジスはこのように予防接種とは根本的に違いますので、特に間隔を気にすることはなく他の予防接種と同時接種できます。

ですので、他の予防接種との兼ね合いは特に気にしなくても良いでしょう。

乳幼児の間は予防接種の計画がたくさんありますので、同時接種できるのはとても助かりますよね。

 

 

シナジスの予防接種はいつまでに受けるべき?

シナジスを受ける時期ですが、RSウイルス感染症が流行する期間までには1回目の接種を受けておくと安心です。

その後は先ほどもお伝えしたとおり1ヶ月ごとに接種を行い、2月頃まで続ける形になるかと思います。

ほかの予防接種とは違い、効果はすぐに出ますので、流行の始まる9月頃に接種を済ませておくと良いでしょう。

 

 

まとめ

シナジスが一般的に言われている予防接種と違うことは、あまり知られていないことなので驚かれたかもしれません。

しかしほかの予防接種と同時に接種できることは、乳幼児をもつお母さん方にとっては朗報なのではないかと思います。

接種を受けるためには条件がいくつかありますので、気になる場合はかかりつけの医師に相談してくださいね。

 

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