RSウイルス感染症で保育園は何日休みになる?登園はいつから?
冬といえば、小さい子供を持つお母さんにとって悩みの種になりがちなのがRSウイルス感染症の流行ですよね。
特に、保育園などに通っているお子さんの場合、RSウイルスにかかってしまった際の保育園への対処に悩まれる方も多いのではないでしょうか?
保育園をお休みする期間は何日程度になるのか?保育園への登園はいつからすれば良いのか?など、どうすれば良いのか困ってしまいますよね。
そこで今回は、RSウイルス感染症にかかった際のこういった疑問を1つずつ解消していきましょう。
子供がRSウイルスにかかったら通常保育園は何日休みになる?
子供がRSウイルスに感染した場合、保育園のお休み期間は通常5~10日程度になるかと思います。
かなりばらけているように感じるかと思いますが、実は子供の治るまでの期間というのは、免疫力によって大きく差が出てしまうんですよね。
特にRSウイルスは、感染した回数によって免疫力に大きく差が出てしまうという特徴があるため、一般的には月齢が低いほどお休みの期間は長引きやすくなる傾向にあります。
逆に何度もRSウイルスに感染している小学生に近いお子さんになると、感染しても風邪のような軽い症状ですぐに落ち着くということもありますので、注意が必要ですね。
具体的な流れとしては、RSウイルスに感染すると、潜伏期間の後、鼻水の症状から始まり、徐々に咳や熱といった症状が出てきます。
鼻水の時点で保育園をお休みすることは少ないかと思いますので、実際には熱が出てからお休みするような形になりますね。
この熱は大体4~5日程度で治まるとされていますが、実際には先ほどもお伝えしたとおり、子供の免疫力次第で大きく変わってしまう場合があります。
そして熱が落ち着いて、その他の鼻水や咳などの症状も落ち着いたら登園という形になりますね。
同じ保育園に通うお子さんでも、年齢やRSウイルスにかかった回数で、お休みの期間が大きく変わる可能性があるということを覚えておきましょう。
休みの間の子供と親の過ごし方のポイントは?
保育園をお休みしているときは、少しでも早くよくなるように過ごしたいですよね。
これは大体の子供の病気に言えることですが、安静と保温に気を付けて過ごすことが回復への近道です。
これは一言で言えば、免疫力を高めるということでもありますね。
RSウイルスの場合、いわゆる特効薬のようなものが存在しないため、自分の免疫力を高める形でウイルスを退治する必要があります。
安静にすることで体力を温存し、保温でしっかりと体温を高めておくことで免疫力自体を高めることが出来るというわけですね。
特に体温は重要で、体が冷えてしまうと免疫力というのは大きく下がってしまうというデータもあります。
東洋医学などでも、体の冷えは万病に繋がると言われているくらい重要な部分ですね。
ですので、安静に布団の中に入っておくということが非常に大切になってくるわけですね。
元気なお子さんですと、症状が軽い場合は動き回ってしまうかもしれませんが、極力安静にするよう言い聞かせましょう。
また、水分補給と湿度の管理もしっかりとしておきたいですね。
特に水分補給は、熱で脱水になる危険もありますので、しっかりと行っておくようにしましょう。
湿度の管理についても、しっかりと行うことでウイルスの活動を抑えられ、喉の乾燥も避けることができますよ。
加湿器でも良いですし、そういったものがない場合も濡れタオルを干しておくだけである程度の効果が期待できます。
あと注意点なのですが、看病する大人のお父さんお母さんも、RSウイルスに感染する危険があります。
親が感染してしまうと、そこからまた別の子供に感染してしまうケースもありますので、RSウイルス感染症のお子さんを看病するときには、マスクや手洗い、うがいをしっかりと行っておきましょう。
保育園への登園はいつからしても良いの?目安は?
保育園への登園の目安としては、熱が落ち着いて機嫌が良くなったり、鼻水や咳などが落ち着いて普段通りの生活が送れるようになったら大体は大丈夫かと思います。
ただ、最終的な判断は極力自分で行わず、かかりつけの医師に聞いておきたいところですね。
RSウイルスは症状が出なくなっても他人に感染させてしまう可能性があるので、自己判断でむやみに登園させてしまうと、他のお子さんに感染を広げてしまう危険性があります。
ですので、基本的には登園の許可を医師にもらってから登園すると良いでしょう。
また、登園の際の注意点ですが、やはり他の子供にRSウイルスをうつしてしまうと、色々と気まずいものです。
そのため、登園の許可が出たとしても、マスクを着用したり、手洗い・うがいなどが出来る場合は出来るだけ行っておくようにして、流行を防ぐようにしましょう。
まとめ
子供のRSウイルスは、子供1人1人によって治療経過が様々です。
すぐに回復するお子さんもいますし、かなり長引いてしまうお子さんもいますので、お休みは何日と決め付けず、症状や医師と相談をしながらお休みの期間を決めていきたいですね。
また、登園の目安もお伝えしましたが、やはり基本的には医師の診断を元に話を進めていくのが良いでしょう。
特に乳児などの場合、重症化の危険性も高くなりますので、しっかりと診てもらうようにしてくださいね。
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