ノロウイルスの症状が発熱のみ!下痢・嘔吐なしの場合もある?
ノロウイルスの症状といえば下痢と嘔吐、そして発熱ですね。
でも、下痢や嘔吐なしで発熱のみという場合もあるのでしょうか?
今回は、ノロウイルスを感染した時、発熱のみの症状はあるのかどうか、その場合にはどういうことに気を付けるべきかについてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ノロウイルスで下痢・嘔吐なし、発熱のみということはある?
ノロウイルスで特徴的な下痢や嘔吐の症状がなく、発熱だけということもあります。
39℃を超える高熱になることはあまりありませんが、微熱程度の熱がでることが多いようですね。
幼児や高齢者は症状が重くなりがちですが、免疫力の高い大人や大きい子供は症状が軽い傾向にあります。
他にも、嘔吐のみで下痢や発熱がない場合など、ノロウイルスを発症した際にあらわれる症状には個人差があります。
また、同じ感染症であるロタウイルスの場合も同様で、免疫力が高いと感染しても軽い症状で済む場合があると言われています。
どの場合も症状が軽くても感染力はありますので、注意が必要です。
外出や人との接触を控え、二次感染防止につとめましょう。
他の病気の症状である可能性は?
熱が出ているということは、体がウイルスと闘っている証拠です。
ノロウイルス以外の病気であるとすれば、同じ冬に流行するインフルエンザや風邪かもしれません。
発熱以外に頭痛や鼻水などの症状はないか、様子をみてみましょう。
ただ、数日前に牡蠣などの二枚貝を食べた後に発熱の症状が出た場合は、ノロウイルスの可能性が非常に高いと言えます。
また、症状が2~3日で治まらずに長引く場合や、熱が高熱であり辛い場合にも、他の病気の可能性を考えなければいけません。
こういった場合は自己判断をすると危険な場合もありますので、必ず病院を受診し、医師に症状を相談することをおすすめします。
熱が出ている間の過ごし方や注意点は?
先ほども少しお話しましたが、熱がでているということは体内にウイルスや細菌が侵入しているという可能性が非常に高いと言えます。
ですので、外出を控え、家の中で安静に過ごすことが大切ですね。
動ける状態だからと横にならずに動き回っていては、症状は悪化してしまいますし、他の人にウイルスをうつしてしまうことにもなりかねません。
また、熱が出ている時には水分補給をこまめに行なうことも重要です。
発熱の症状は、あなたの想像以上に体内から水分を奪います。
スポーツドリンクや経口補水液などを積極的に飲み、脱水症状を防ぎましょう。
他にも、熱が高い時は頭やおでこ、そしてわきの下などのリンパが集まっているところを中心に冷たいタオルなどで冷やしてあげると、熱が下がりやすくなりますよ。
熱があがりきって寒気がなくなったら、衣服は薄手のものに替え、布団も薄めのものを使うようにしましょう。
よく「汗をかけば熱が下がる」と、熱が高いにも関わらず厚着をする人がいますが、これは間違った認識です。
汗をかいた場合にはすぐに着替えることも心掛けましょう。
なお、解熱剤を素人判断で服用することは避けるようにしてください。
自己判断でむやみに熱を下げてしまうと症状を悪化させてしまうことになりかねません。
高熱でつらいと感じる場合は、薬を飲むより先に、まずは病院の受診をおすすめします。
医師の判断で処方された解熱剤であれば、リスクなども考慮して処方をされていますので、安心して服用することができるかと思います。
まとめ
ノロウイルスの症状が発熱だけの場合の注意点についてお話しました。
いかがでしたか?
ノロウイルスを発症した際、発熱以外の症状がでないということは、決して珍しいことではありません。
ただ、感染していることには間違いはありませんので、安静にすることを心がけ、二次感
染の防止につとめるようにしましょうね。
また、出来る限り解熱剤を服用せずに完治できるよう、リンパを冷やしたり、薄手の衣服に着替えるなどしましょう。
1日も早く熱が下がりますように、お大事になさってください。
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