ノロウイルスなのに嘔吐の症状なし?吐き気もないことってある?
ノロウイルスといえば、吐き気と下痢が特徴的です。
でも、ノロウイルスを発症していても嘔吐なし、吐き気ないという場合はあるのでしょうか?
また、その場合、他にどんな症状が出るのでしょうか?
今回は、嘔吐や吐き気のないノロウイルスの症状についてお話していきたいと思います。
ノロウイルスなのに嘔吐しないこともあるの?吐き気すらないこともあるの?
子供は嘔吐の症状がでやすいとされているノロウイルスですが、実は、嘔吐や吐き気の症状がなくてもノロウイルスに感染していることはあります。
通常数回から10回以上の嘔吐の症状がまったくでないのです。
しかし、嘔吐や吐き気の症状がなくても、その他に下痢や腹痛などの症状があればノロウイルスに感染している可能性が非常に高いです。
医師の診断を受けましょう。
私の場合も嘔吐の症状はなく、下痢のある風邪かなと思っていました。
でも、便の症状がいつもと違ったので病院を受診したところ、ノロウイルスだと診断されました。
医師はこのようにその他の症状から総合的に判断されますので、自分の症状を説明できるようにしておいたほうがいいいですね。
なお、確実にノロウイルスかどうかを判断するためには病院で検査を受ける必要があります。
けれど、保険適用外で2~3万円ほどするうえ、ノロウイルスだと判明しても特効薬がないため症状が落ち着くのを待つしかなく、ほとんどの医療機関で検査は行なっていません。
嘔吐・吐き気がない場合でもどんな症状があればノロウイルス?
先ほども少しお話しましたが、下痢や発熱、腰痛の症状があり、咳や鼻水に頭痛などの風邪の症状が出ていない場合はノロウイルスを疑う必要があります。
また、いつもと違う腹痛に襲われたり、おなかに違和感を感じる場合もあります。
ちなみに、ノロウイルスに感染すると、便の色は白っぽかったり淡い黄色で、水っぽく、生臭い臭いがします。
周りにノロウイルスの感染者がいないかどうか、確認してみましょう。
今お話したような症状がでていなくても、もしかするとまだ潜伏期間であることが原因で、ノロウイルスの症状が発生していないだけかもしれません。
しばらく様子をみてみましょう。
吐き気がない場合でも休むべきなの?
吐き気がない場合でも、会社や学校は休むべきです。
インフルエンザのように学校保健法で休むよう義務付けられているわけではありませんが、ウイルスは体内におり、二次感染の危険性があるので、それを予防するためです。
外出も同様に控えましょう。
また、下痢や発熱などの他の症状がひどく、出勤や登校が難しい場合もあるでしょう。
本来であれば完治するのを待ち、体内からウイルスがいなくなってから出勤や登校をするべきなのですが、これは現実的に考えて難しい面があります。
ですので、症状が落ち着けば出勤や登校をしてもいいとされていますが、まだウイルスは体内から排出され続けていることを忘れずにいましょう。
そして、手洗いを念入りに行ない、次亜塩素酸はトリウムでの消毒を行ない、周りに迷惑をかけないようにしましょうね。
まとめ
ノロウイルスなのに嘔吐や吐き気の症状がない場合はあるのか、また他にどんな症状があらわれるのかというお話をしましたが、いかがでしたか?
ノロウイルスは症状が軽い場合もあり、素人では判断できない時が多々あります。
心配なようであれば病院を受診しましょう。
また、二次感染の予防に努め、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。
特に下痢や発熱の症状がある場合には、水分補給も大切です。
症状が早く治まりますように、お大事になさってください。
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