インフルエンザの症状が咳だけなど軽い場合はどうする?
インフルエンザにかかっても咳だけなど、症状が軽い場合はどうすればいいのでしょうか?
会社や学校に行ってもいいの?病院には行かなくてもいいの?
こういったインフルエンザの症状が軽い場合の対処法についての疑問にお答えしていきたいと思います。
インフルエンザの症状は軽い場合もある?
インフルエンザというと急に発熱する、頭痛を伴うというイメージがありますが、実はそうではない場合もあります。
風邪のように咳だけがでるということもあるのです。
免疫力が高かったり、予防接種を受けていたり、風邪薬などを服用した場合などがそうですね。
熱がでず、咳だけの場合であっても、インフルエンザの検査で陽性が出た場合は、体内にインフルエンザウイルスがいますので、外出を控え、自宅で安静に過ごさなければいけません。
咳が出るということは、体がウイルスを外に吐きだそうとしている証拠なのです。
症状が軽い場合は登校や出勤はしても良い?
咳だけで体は健康のように思うかもしれませんが、先ほどもお話した通り、体内にはインフルエンザウイルスがいます。
そのまま登校したり出勤したりしてしまうと、多くの人にウイルスを感染させてしまい、学校や職場にインフルエンザを流行させてしまう原因になるかもしれません。
ですから、たとえ咳だけであっても外出は控えるべきです。
学校にも職場にも事情を話し、発症した後5日を経過するまでは休むようにしましょう。
症状が軽くても人と会ったりするのは避けるべき?
先ほどからお話しているように、たとえ咳だけの症状であってもインフルエンザウイルスに感染しています。
もし人と会えば、咳による飛沫感染で、他の人は高い確率でインフルエンザに感染してしまいます。
ですから人と会うことは絶対に避けるべきです。
また、インフルエンザが流行している時期であれば、違う型のインフルエンザを感染してしまうかもしれません。
なぜなら、インフルエンザにかかっている時は免疫力が落ちてしまっているからです。
周囲の人にインフルエンザを感染させないためにも、自分が感染しないためにも、とにかくインフルエンザを発症している間は自宅でおとなしく過ごすようにしましょう。
症状が軽くても病院には行った方が良い?
咳だから病院に行くのは大げさすぎると思うかもしれませんが、咳だけであっても病院には行くべきです。
きちんとインフルエンザであるという診断を受け、それにあった薬を処方してもらうことが大事だからです。
また、自分自身がインフルエンザに感染しているかどうかということを知ることも重要です。
病院に行かずに症状が悪化してしまう場合もありますし、インフルエンザだと知らずに薬を飲んでしまい合併症を引き起こしてしまう危険もありますから、病院には行くようにしましょう。
ちなみに学校や職場に「登校許可証」や「出勤許可証」というインフルエンザの完治を証明するものを提出する必要がある場合があります。
これはもちろん医師でないと発行できません。
この許可証をもらうためにも、インフルエンザの診断はきちんと受けておくべきですね。
まとめ
咳だけなど、インフルエンザの症状が軽い場合の対処法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
咳が出るだけで普段と変わらない場合、つい登校や出勤、外出をしたくなってしまうと思いますが、症状にでていないだけで、インフルエンザには感染しています。
周囲の人にウイルスをまき散らさないためにも自宅で安静にし、睡眠と栄養をしっかりととるようにしましょう。
そして、症状が軽くても病院に行き、薬を処方してもらうように、最後まで飲みきるようにしましょう。
お大事になさってください。
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