インフルエンザの症状!微熱や咳がひどい場合の対策は?
インフルエンザの症状として、咳がひどい場合や熱が微熱の場合はあるのでしょうか?
また、このような場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
今回は、咳や微熱の原因も合わせて、対処法をご紹介したいと思います。
インフルエンザで微熱だけど咳がひどい場合もある?
風邪とは違い、急な発熱や頭痛を伴うのがインフルエンザの特徴です。
しかしながら、インフルエンザで高熱がでずに、咳がひどいといった症状がみられることがあります。
これは、免疫力が高いためにインフルエンザの症状が軽かったことや、予防接種を受けたために症状が軽くて済んだことで起こります。
そして、もともとインフルエンザの主な症状である咳の症状だけが残ってしまっている状態です。
咳だけで症状が軽く思えても、ウイルスは体内にいますので、自宅で安静に過ごすようにしましょう。
インフルエンザで咳がひどい場合の原因は?
あまりにも咳がひどい場合、インフルエンザの合併症である肺炎や気管支炎を発症している可能性があります。
インフルエンザに感染すると免疫力が落ちるため、健康な人であっても、こういった合併症を起こしやすいのです。
咳が少しずつ良くなっている場合はいいですが、なかなか治らない、反対にひどくなるといったようであれば、病院を受診し、原因を特定するようにしましょう。
ひどい咳は体からの危険を知らせるサインですからね。
咳や喉の痛みをやわらげる方法はある?
咳がとまらないと苦しいですよね。
日常生活にも支障がでて、中には充分な睡眠をとることができない人もいるかと思います。
そこで、いくつか咳がひどい時の対処法をご紹介しましょう。
お湯にはちみつを溶かして飲む
はちみつには、喉の粘膜の炎症を鎮める効果があります。
咳がひどい時に、小さじ1杯のはちみつを100ccのお湯にとかして飲みましょう。
咳がおさまってくるはずです。
お湯からでる温かい蒸気も喉に優しく、効果的ですよ。
玉ねぎを枕元に置く
玉ねぎを薄く切り、枕元に置いてみましょう。
量は、玉ねぎの香りが感じられる程度で充分です。
「硫化アリル」という玉ねぎに含まれる成分が喉の痛みをやわらげてくれます。
安眠効果やリラックス効果もあるため、おすすめです。
咳や微熱が長引く場合は?
咳が長引く場合は、インフルエンザの症状が落ち着く前に、なんらかの病気を発症してしまった可能性が考えられます。
なかでも可能性が高いものは、花粉症や咳ぜんそくです。
花粉症はインフルエンザの流行時期とも重なる病気です。
体内から花粉を追い出そうとしてくしゃみが止まらなくなることはよく聞きますが、実は咳がとまらなくなることもあるのです。
目ヤニや皮膚のかゆみを伴うことが多く、このような症状がみられる場合は花粉症であるといえるでしょう。
そして、乾いた咳が1カ月以上続くようであれば、咳ぜんそくである可能性が高いです。
また、微熱が長引く場合は、高熱がでなかったために体内にインフルエンザウイルスが残ってしまい、治りきらずに微熱が続いている可能性が考えられます。
いずれにしても病院を受診し、きちんと治療を受けるようにしましょう。
まとめ
インフルエンザの症状として、微熱や咳がひどい場合の原因や対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
普段から健康な人ほど、咳がでるのはインフルエンザにかかったせいだと思いがちですが、合併症やその他の病気が原因で起こることも知っておきましょう。
そして、あまりにも咳がひどい場合や長引く場合は、必ず病院を受診し、検査を受けるようにしてください。
適切な治療を早めに受ければ、すぐに症状が改善されることもあるからです。
お大事になさってくださいね。
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