インフルエンザの喉の痛みが治らない!激痛はいつまで続くの?
毎年冬場の乾燥した季節になると流行り始めるインフルエンザウイルス。その症状の一つとして、喉の痛みがあります。
インフルエンザが治りかける時に喉の激痛が始まる事が多いのですが、この痛みがなかなか治らず、辛い思いをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この治らない喉の痛みは、一体いつまで続くのでしょうか?
今回は、そんな喉の痛みの原因や対処法をご紹介します。
インフルエンザの喉の痛みはいつまで続く?特徴や原因は?
風邪を引いた時は、まず初めに喉の痛みや鼻づまり、咳などの症状が出てから、だんだんと悪化していきますよね?
ですが、これがインフルエンザウイルスに感染した場合は、高熱や全身の痛みの症状から始まり、倦怠感や食欲不審等が続いた後に、喉の痛みや鼻づまりの呼吸器系に症状が現れ出します。
つまり、喉の痛みなどの症状が出る頃には、そろそろインフルエンザが治りかけていると思って良いでしょう。
症状は数日続く場合もありますが、それほど長期間続くことは通常ありません。
では、この喉の痛みの原因はなんでしょうか?
この喉の痛みは、インフルエンザのウイルスの喉への付着によって起きていると考えられます。
喉にもウイルスが入り込んでいる可能性が高いということですね。
そのウイルスが入り込んだ部分で炎症が起こり、それを喉の痛みとして感じているわけです。
喉の痛みがなかなか治らない場合は?
インフルエンザの喉の痛みは、大体治りかけの後半に出てくることが多いとお伝えしました。
この痛みが、インフルエンザが治ってもなお続く場合、どういった事が考えられるでしょうか?
例えばですが、インフルエンザを患って体力が弱っている所に、インフルエンザ以外の他の病気に二次感染しているということも考えられます。
合併症の肺炎を併発して咳が続き、結果として喉の痛みが出ているということも考えられますね。
これはほんの一例で、実際には色々なことが考えられますが、素人判断は非常に危険な部分です。
そのため、あまりにも痛みが治まらずに続くようであれば、自己判断に頼らず、病院で検査をするようにしてくださいね。
インフルエンザの喉の痛みを緩和する方法
喉が痛む場合に、少しでも痛みを和らげれる様に、以下の方法を試してみてください。
湿度に気をつける
空気が乾燥しているのは、喉の痛みにとって良くありませんね。
マスクは必ずするようにしましょう。喉の粘膜を乾燥から守ってくれます。
お部屋の湿度にも気をつけてください。理想は70%くらいの湿度を保つことですね。
加湿器や空気洗浄機の利用がお勧めです。
もし加湿器がなくても、バケツに水を張ってそこにタオルの半分を水につけ、残りは出して置くだけでも十分効果がありますよ。
こまめにうがいや手洗いをする
うがいには喉の痛みを緩和させる作用があります。
炎症を抑える効果もありますので、こまめにうがいをするよう心がけましょう。
また、喉の粘膜が炎症を起こし弱っている時は、別のウイルスにも感染しやすくなっています。
そのため、ウイルスの侵入を防ぐ為には手洗いも合わせて行っておきましょう。
石鹸でこまめに洗うようにしてくださいね。
のど飴・トローチを利用する
実は唾液というのは、ウイルスを防御するのに非常に役立っています。
そのため、のど飴やトローチで喉を湿らせる事もとても効果的ですね。
医薬品のトローチには痛みを抑えてくれるものもありますので、薬剤師の方に聞いてみるのも良いのではないでしょうか?
その他に、はちみつも喉の痛みに良いと言われていますね。
そのまま舐めてももちろん良いですし、お湯などの暖かい飲み物などに入れて取り入れてみるのも良いでしょう。
栄養補給を忘れずに
安静にして水分を多めに取ることや、栄養補給も忘れずにしてください。
食べるものとしては、消化の良い暖かい食べ物をお勧めします。
暖かいものは、喉や鼻の粘膜を活性化させてくれますからね。
もし喉が痛くて食べ物を飲み込むのが辛い場合は、プリンやヨーグルト等のどごしの良いものでしのいでみてください。
インフルエンザは食欲不振になってしまいがちですが、体力回復の為にも、無理のない範囲で栄養補給をするように心がけましょう。
まとめ
インフルエンザが快方に向かってくると、出てくる喉の痛み。あともう少しの我慢とはいえ、やはり激痛だと辛いですね。
喉の痛みがひどい時は、ぜひ今回お伝えした緩和方法で少しでも和らげてみてください。
ただし、インフルエンザが落ち着いてからも痛みが続くようならば、病院での検査も忘れずに受けてくださいね。
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