インフルエンザは仕事を休まないといけない?休めない場合は?
インフルエンザに感染してしまった場合、仕事は休まないといけないのでしょうか?
もしも簡単に休めない場合は、どうしたらいいのでしょうか?
今回はインフルエンザにかかった時の出勤についてご紹介したいと思います。
インフルエンザの場合、仕事は休まないとダメ?なぜ仕事を休まないといけないの?
インフルエンザに感染した場合、仕事は休むべきです。
子供のように「インフルエンザに感染したら登校してはいけない」と法律で定められていないので、会社の規則や職場の慣習に従うしかないのですが、感染したまま出勤することはとても危険です。
まず上司に病状などを話し、相談をしましょう。
インフルエンザウイルスの潜伏期間は1~2日と言われており、発症してから5~7日はインフルエンザを周りの人に感染させてしまう可能性があります。
ですから、インフルエンザかな?と感じたら、病院を受診し、自宅で療養しなければなりません。
確かに病気で休んでしまうと、あなたがすべき仕事が滞ってしまいます。
しかし、あなたが出社して職場の周りの人に感染させてしまったら、その人達すべての仕事も滞らせてしまうことになってしまうのです。
この場合、どちらが迷惑でしょうか?
仕事はまた健康に戻ってから頑張ればいいのです。
自分のためにも、周りの人のためにも、最低1週間は安静にするようにしましょう。
仕事をどうしても休めない場合でも休むべき?
でもそうは言われても休めないという方もいるかもしれませんね。
しかし、インフルエンザの場合は有給休暇を使ってでも休むべきですので、出社するのは基本的にNGです。
ただ、自分がいないと進まない仕事があるという人もいるでしょうし、休むと上司が…という方もいるでしょう。
そういった方は普通に休むように伝えるのではなく、やり方を変えてみましょう。
例えば、自分がいないと進まない仕事であれば、電話やメールで連絡を取りながら代わりに進めてもらうといったことも可能ですよね。
休むと上司に何か言われそうというのであれば、病院に行った上で「医者に休むように言われた」とはっきり言っておきましょう。
医者が休むように言っている以上、無理に働かせて何かあった時に困るのは会社側ですから、これを突っぱねられることは通常ありません。
言い方次第で相手の受け取る印象は大きく変わりますから、「本当に申し訳ないのですが…」といった申し訳なさそうな言葉を含めて休むことを伝えてみても良いでしょう
どちらにせよ、休むことを前提にどうするべきか考えるようにしてくださいね。
少しでも早くインフルエンザを治す方法はある?
1日でも半日でも早くインフルエンザを治したいなら、まずは病院にいくことが1番です。
インフルエンザの症状が出始めてから48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用できれば、症状を最小限に抑えることができます。
そして、睡眠と栄養をたっぷりとることも大切です。
症状が重い場合は食欲がないかもしれませんが、ポカリスエットやゼリー状のエネルギー補給やヨーグルトをできるだけ摂取しましょう。
また、インフルエンザウイルスは湿度が40%以上になると減るといわれています。
部屋の湿度を適度に保つようにしましょう。
もしも加湿器がなければ、濡れタオルを部屋に干したり、ストーブにやかんを置いたりするだけでも効果があります。
お風呂で湯気を吸うこともおすすめです。
これらを実行すれば、インフルエンザは早く完治するでしょう。
ちなみに熱が高いからといって解熱剤を使用することは、インフルエンザの症状を長引かせてしまうことにつながるので避けるべきです。
体の免疫機能が体温を上げてウイルスを撃退しようとしているのにもかかわらず、解熱剤は熱を下げようとするからです。
また、一部の解熱剤は「インフルエンザ脳症」や「ライ症候群」を引き起こす危険性があるため、自己判断で服用することはやめましょう。
おすすめの薬は「麻黄湯(まおうとう)」という漢方です。
体の体温を上げてウイルスを撃退してくれる薬で、抗ウイルス薬と同じくらい症状を和らげる効果があるとされています。
まとめ
インフルエンザに感染した場合の欠勤についてお話しましたが、いかがでしたか?
その会社によって対応は異なりますが、個人的には休むべきであると考えます。
インフルエンザウイルスを蔓延させないためにも、インフルエンザの症状から早く回復するためにも家で安静に過ごしましょう。
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