風邪の鼻水が透明で水っぽい!止まらない場合はどうする?
風邪をひいて、透明でサラサラとした鼻水が止まらなくなって困った経験はありませんか?
水のようにタラタラ垂れてきてしまうと、何度もティッシュで鼻をかまなくてはならないですし、鼻をかみすぎて鼻が痛くなったりもしますよね。
また仕事や勉強に集中できなくなったりして、本当に何とかしたいと思いますよね。
今回は、風邪で透明で水っぽい鼻水が止まらない場合の原因や対処法などについて詳しくお伝えしたいと思います。止まらない鼻水に困っている方はぜひ参考にしてみて下さいね。
風邪の鼻水が透明や水っぽいのはなぜ?
風邪で鼻水が透明でサラサラと水っぽいという場合、風邪の初期症状であることが多いです。
風邪ウィルスが鼻の中に侵入してくると、身体の免疫機能が働いて大量の鼻水を出すことでウィルスを外に追い出そうとしているのです。
身体の免疫機能とウィルスの戦いで、ウィルスが勝ってしまうと身体の中にもウィルスが入り込んでしまいます。
そして本格的に風邪をひくようになると、ウィルスと戦っている血液中の白血球が残骸として鼻水に混ざり、黄色っぽくネバネバとした鼻水へと変わっていくんですね。
つまりサラサラと水っぽい鼻水は、それ以上身体の中にウィルスが入らないように守ってくれている、ということになります。
こういった鼻水が止まらない場合の対処法は?
では、透明で水っぽい鼻水が止まらないときはどのように対処すればよいのでしょうか。
対処法をいくつかご紹介しますね。
こまめに鼻をかむ
鼻水や鼻づまりを解消するには、鼻水を溜め込まないことが大切になります。
鼻の粘膜を傷つけないように、やさしく片方ずつゆっくりかむのがコツです。
ティッシュがたくさん必要になりますし、出かけるときもティッシュをたくさん持ち歩かなくてはなりませんが、悪化させないためにはこまめに鼻をかむことが重要になりますね。
鼻をかまなかったり、鼻をすすってしまうと、後鼻漏といって鼻水が喉のほうに流れ込み、喉の痛みや咳の症状が起こる原因にもなってしまいます。
また強く鼻をかみすぎると、耳を傷めて中耳炎になることもあるので注意が必要です。
保湿をする
鼻の粘膜が乾燥しないように加湿器を使ったり、ホットタオルを鼻に当てるのが効果的です。
ホットタオルは、タオルを水で濡らして電子レンジで1分ほど加熱するだけで簡単に出来ます。やけどに注意しながら、鼻を覆うようにタオルを当てます。
保湿効果だけでなくあたため効果もあるので、鼻がすっきり通るようになりますよ。
耳鼻科に行く
どうしても鼻水が止まらなくてつらい、という場合は耳鼻科に行くのもおすすめです。
小さな子供の場合は、鼻をかむのが難しいこともありますよね。鼻をかんでもかみきれない、そんな時は耳鼻科で鼻水をきれいに吸ってもらうとすっきりしますよ。
その他に風邪を治すために出来ることは?
風邪を早く治すためには、やはり十分な睡眠と栄養のある食事など基本的な生活習慣を心がけることが大切だといえるでしょう。
睡眠や栄養価の高い食事をとることで免疫力を高めることができます。免疫力が高くなれば風邪をひきにくくなるだけでなく、風邪をひいたとしても回復力が高まります。
また食事はできるだけ消化の良いものを選びよく噛んで食べると良いでしょう。
消化の悪いものを食べると、体が消化活動にエネルギーを使うようになるため、風邪ウィルスと戦うことに専念できなくなります。
風邪をひいているときは意外と汗をかいているものです。また、水っぽい鼻水が出ている時も身体の水分が失われがちです。特に熱が出た場合は、脱水症状も心配されます。
普段よりも多めに水分を摂るように心がけるようにしましょう。
また、基本的な事ですが、日ごろからうがいや手洗いをこまめにおこなうことが風邪や風邪の予防には大切ですね。
まとめ
風邪で鼻水が透明で水っぽい場合について解説してまいりました。
できるだけ鼻をかんで鼻水を身体の外に出すようにしましょう。鼻をかむときはやさしく・片方ずつがポイントです。
大したことないと思って放置していると悪化して他の病気を招くこともあり、ますます治りにくくなります。しっかり休養をとってきちんと治しましょう。
ただいつまで経ってもサラサラの鼻水が治らない場合は、鼻風邪ではなくアレルギー性鼻炎かもしれません。お近くの耳鼻科を受診してみることをおすすめします。
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