風邪の食事レシピで豆腐や豚肉を使ったものはある?
風邪を引いた時の食事というと、おかゆや煮込みうどんなどが定番ですよね。
でも、いつも同じ味ばかりだと飽きてしまいますし、他のものも食べたくなることもあると思います。
風邪で体が弱っている時は、エネルギー源になる炭水化物や免疫力を高めるビタミン類に加えて、身体の基礎体力をつけて風邪ウィルスに抵抗するために「たんぱく質」をとることもとても重要なんです。
中でも豆腐は低脂肪で良質のたんぱく質を豊富に含んでいて、消化も良いので、風邪の時に大変お勧めです。
豚肉は、ビタミンB群やアミノ酸を多く含み疲労回復効果が高いと言われています。
今回は、風邪の時におすすめの豆腐と豚肉を使ったレシピをご紹介します。
体力が落ちている時こそ栄養豊富な食事をとって、風邪を撃退してしまいましょう!
風邪の喉の痛みに優しいスープ
〇材料
- 豆腐 200g
- にんじん 1/5本
- だし汁 400ml
- 薄口しょうゆ、みりん 各大さじ1
- とろろ昆布(あれば) 適量
- 片栗粉 小さじ1
- 卵 1個
- おろししょうが 1/2~1かけ
- 塩 少々
〇作り方
- まず鍋にだし汁を入れて火にかける。その後ピーラーでにんじんを削いでその鍋に入れます。
- 沸騰したら食べやすく切った豆腐としょうゆ、みりんを加える。お好み次第でとろろ昆布を入れます。
- 火を強くした後、2倍の水で片栗粉を溶き、加えてとろみをつける。
- 強火のまま、溶き卵を流し入れ、塩で味をととのえる。
- 火を止めて、最後におろししょうがを加えたらできあがり。
風邪の引きはじめで寒気がするときや喉の痛みがある時におすすめです。
豆腐はのど越しがよく、消化吸収も早いので、喉や胃に負担がかからずに食べることが出来ます。
生姜の効果で身体もポカポカになりそうですね。
吐き気や嘔吐の症状がある時にも豆腐がおすすめです。吐き気のある場合は、水分を補給することや温かいものを少しずつ食べるようにするのが大切です。
一度に食べると身体が受け付けられないことがありますので、食べるときは吐き気が治まってからにして下さいね。
また、卵には身体に必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれていますので、風邪の治りかけで体力を回復させたいときにぜひ摂りたい食材です。
にんにくしょうが豚汁
〇材料(作りやすい分量)
- 豚肉 150g~200g
- しょうが 1かけ~ すりおろす
- にんにく 2かけ すりおろす
- 味噌 適量
- だしの素 適量
※以下の具材はお好みで。
- さつまいも 1本
- じゃがいも 1個
- にんじん 半分
- 大根 1/5本
- たまねぎ 中1個
- 長ねぎ 1本
- ごぼう 1/2本
- こんにゃく 半分
- しいたけ 3枚
- 豆腐 半丁
- もやし 1/2袋
〇作り方
- 具材を食べやすい大きさに切ります。
- 鍋でごま油を熱し、生姜とにんにくを入れ香りが出たら豚肉を炒める。
- 豆腐・もやし以外の野菜を入れ、ひたひたの水とだしの素を入れて煮る。
- あくを取りながら煮て、野菜がやわらかくなったら味噌を溶かし入れる。
にんにくと生姜がたっぷり入って、野菜もたくさんとれる豚汁は食欲が出てきた時に食べれば免疫力を高めるのに効果的です。
たんぱく質やビタミンなど栄養も満点で、風邪の時はもちろん風邪の予防にもなります。
豚肉は、脂肪の少ない部分を使うのがおすすめですよ。
雪見湯豆腐鍋
〇材料
- 豆腐 1丁
- 大根 10cmくらい
- 鶏がらスープの素 小さじ2~3
- 長ねぎ 1/2本
- かつおぶし 1袋
- ポン酢 適量
〇作り方
- 大根をすりおろし、ねぎは小口切りにしておく。
- 鍋に切った豆腐と水を入れ、火にかけます。
- 沸騰してきたら中火にし、大根おろしと鶏がらスープの素を加えます。
- ねぎとかつおぶしをお好みでトッピングした後、ポン酢をかけていただきます。
風邪で熱っぽい時や寒気がするというときには、水分がたくさんとれて身体のあたたまるお鍋がおすすめです。
大根のビタミンCをとるためには加熱しすぎないことがポイントです。大根には、炎症を抑える効果があると言われていますので、喉の痛みがある時にも良いと思います。
豆腐は消化が良く喉を通りやすいので、食欲がない時でも食べやすいですよ。
まとめ
風邪の時におすすめの豆腐レシピ、豚肉レシピをご紹介しました。
豆腐や豚肉に含まれるたんぱく質は、風邪で弱まっている体力を回復するのに役立ちますので、食欲がある時には積極的にとりいれたいですね。
冬場は風邪をひきやすい時期です。栄養のあるものを食べたら、しっかり休養をとって、風邪をきちんと治していきましょう。
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