風邪の食事レシピについて!簡単で人気なものは?
風邪を引いた時はなかなか食欲が出ないことも多いと思いますが、体が弱っている時こそ栄養のある食事をとることが大切です。
風邪の時は、エネルギーになる炭水化物や体力をつけてくれるたんぱく質、ウィルスに抵抗するためのビタミンC、喉や鼻の粘膜を強くするビタミンAなど、バランスのとれた食事をとるのが理想的ですよね。
でも、そんなに栄養バランスの良いメニューってあるの?と思いますよね。
風邪の時の定番メニューというと、おかゆやうどんなどがあると思いますが、おかゆやうどんも野菜や卵を入れるなど工夫次第で栄養満点のメニューになるんです。
今回は、風邪の時におすすめの簡単で人気のある食事レシピを調べてみました。
どれも簡単に作れるものばかりですので、もし家族が風邪を引いていたらぜひ作ってあげてみて下さいね。
風邪に負けるな!スペシャル雑炊
〇材料(2人分)
- ご飯 お茶碗半分
- 大根 お好みで
- にんじん 1/4
- にら 1/4束
- しょうが 1/2片すりおろす
- にんにく 少々
- 卵 1個
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- 塩 少々
- 鶏挽肉 少々
〇作り方
- 鍋に水、刻んだ野菜、挽肉、ご飯を入れて煮ます。
- 鶏がらスープの素を加え、塩で味をととのえます。
- 最後に溶き卵を加え火を止め、ひと混ぜして出来上がり。
野菜が多く、とても元気になれそうな雑炊ですね。
このメニューには、免疫力を高め、体を温める効果があると言われているにんにく、しょうが、にらがたっぷりと含まれています。
また低脂肪で高たんぱくの鶏ひき肉や卵、大根やにんじんにはビタミン類が豊富に含まれています。
消化も良くていろいろな野菜やたんぱく質、水分も一緒に摂れる、とても栄養バランスのよいメニューです。ご飯の代わりにうどんやそうめんを使っても美味しくできそうですね。
大根おろしスープ
〇材料(3~4人分)
- 大根 3cmくらい
- 卵 1個
- ネギ 1本
- 中華だし 10g
- 醤油 小さじ1
- 片栗粉 小さじ2
〇作り方
- 鍋に水400ccと中華だしを入れ、大根をすりおろしながら加えていきます。
- 火にかけ沸騰したら醤油を加え、味を見てお好みで塩を一つまみ加えて調節します。
- 大さじ2の水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけます。
- 沸騰しているところに溶き卵を回しいれ、火を止めます。
- 器に入れて、刻んだねぎを載せたらできあがり。
大根には、消炎作用があると言われていますので、喉が痛いときやしつこい咳や痰の症状があるときにおすすめです。
大根をすりおろしていますのでとっても消化が良く、片栗粉とネギの効果で身体もポカポカ温まりますね。
スープなので水分もたっぷりとれますし、卵がふんわりとしていて口当たりも良く、食欲がない時でも食べやすいと思います。
喉の痛み、咳風邪に!生姜ミルク餅
〇材料
- 生姜 40g
- 砂糖かはちみつ 大さじ3
- 片栗粉+水 各大さじ1
- 牛乳 大さじ1
- 水 50ml
〇作り方
- 小鉢に生姜をすりおろし、砂糖(もしくははちみつ)、そして水を混ぜます。
- ラップなしでレンジで2分温める。吹きこぼれそうな場合にはその都度かき混ぜます。
- 2を混ぜながら、水で溶いた片栗粉を加える。(粘りが出てきて、なめらかになればOKです。)
- なめらかになったら牛乳を加え、ラップなしでレンジで30秒加熱して出来上がり。
喉の痛みや咳などの症状に、ちょっと変わったこんなメニューはいかがでしょうか。
はちみつには強い殺菌作用や炎症を抑える効果、保湿効果があり、生姜には体を温める効果や痛みを和らげる効果があると言われていますので、特に風邪の引きはじめ、喉の痛みや乾燥が気になるときなどに効果的です。
とろみがあってのど越しもよいので、すーっと体が温まっていきますよ。血行が良くなれば風邪ウィルスに対する抵抗力も強くなります。
砂糖やはちみつの量などは、お好みで調整していただくと良いと思います。
まとめ
栄養バランスが崩れていたり、体を冷えているとなかなか風邪は回復していきません。
少量でも栄養価が高く、消化が良いものを食べることが大切です。温かいものを食べれば体の内側から温まり、風邪ウィルスを倒しやすくなります。
今回ご紹介したレシピはどれも簡単に出来るものばかりです。風邪の時だけでなく、風邪の予防にも役立ちますのでぜひお試し下さいね。
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