おたふく風邪で熱のみ?腫れなしで熱だけの場合もある?

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おたふく風邪は、正式には流行性耳下腺炎といい、ムンプスウィルスが原因で起こる感染症です。

咳やくしゃみなどの飛沫感染や接触感染によって感染が広がり、おもに3歳から6歳頃の子供がかかりやすい病気といわれています。

おたふく風邪というと、「頬っぺたが腫れて熱が出る」というイメージを持っている方が多いと思います。しかし、熱だけが出て、腫れや痛みがないというケースもあるのでしょうか?

 

その場合はどのように対処していけば良いのでしょうか。

今回は、おたふく風邪で熱のみ、腫れなしという場合について詳しくご説明していきます。


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おたふく風邪なのに頬が腫れず、熱だけのこともある?

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おたふく風邪は、感染すると2~3週間の潜伏期間があり、発症するとまず38度前後の熱が出て、まもなく耳下腺とよばれる耳の下にある唾液腺から顎にかけての部分が腫れて痛みが出てきます。

このような症状が一般的なおたふく風邪の症状ですね。

 

おたふく風邪というと、この「発熱」「頬の腫れ」をイメージされる方も実際多いことと思います。

しかし、おたふく風邪に感染してもこのような症状がまったくあらわれない「不顕性感染」である場合がおたふく患者のおよそ30%もいるんです。

これは決して少なくない確率といえますよね。

そのため、発熱だけで終わるおたふく風邪も実際にあるということになります。

とくに小さな子供の場合はまだ体の抵抗力が少ないためにウィルスに対して激しく抵抗することがなく、症状が強くあらわれないことが多いのです。

 

発熱なしで腫れだけのこともあれば、片方の頬だけが腫れることもあり、おたふく風邪の症状は人によっていろいろです。

おたふく風邪の予防接種を受けたことがある場合は軽い症状で済むことが多いようなので、予防接種が影響していることも考えられますね。

 

でも熱だけだとおたふく風邪なのか、普通の風邪なのか、区別がつけにくいですよね。病院でも、頬の腫れが見られない場合はおたふく風邪だと判断はつけられず、ただの風邪とされることが多いようです。

血液検査をすれば感染したのかどうかわかりますが、普通はわざわざ検査をすることはありません。

このようなときは、まわりでおたふく風邪が流行っていてうつった可能性があるかどうかが判断のポイントになります。

 

また、おたふく風邪は一度かかると抗体ができるので2回目にかかることはないため、おたふく風邪の抗体が持っているかいないかも見分けるときのポイントになります。


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症状が熱のみの場合の対処法は?

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おたふく風邪はウィルス性の感染症であるため、特別な治療薬はありません。

つまり普通の風邪と同じように、体が自然に回復していくのを待つしかありません。

高熱がなかなか下がらないような場合は、症状を緩和するために解熱剤を使いながら経過をみていくことになります。

 

また、熱がある間は水分を十分に摂り、安静に過ごすようにしましょう。

首筋やわきの下など太い血管が通っているところを冷却剤などで冷やすことで効果的に熱を冷やすことができます。

 

症状が熱だけだからといって油断してはいけません。熱があるときは髄膜炎などの合併症を引き起こす可能性があります。まれに脳炎難聴、男性は睾丸炎の合併症の可能性があります。

髄膜炎はおたふく患者の約10%が発症すると言われていますので、とくに頭痛がひどいときや嘔吐があったときは注意が必要です。

 

 

治ったと判断するためのポイントは?

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おたふく風邪は、熱は3日以内に下がり、腫れは1週間ほどで治ることが多いです。

中には40度近い高熱が出ることがありますが、たいていの場合は3日程度で下がるのであまり慌てる必要はありません。

熱が下がり、腫れも出ないようであれば治ったとみることができるでしょう。

ただ一度下がった熱がまたぶり返す可能性があるため、注意して経過をみましょう。

熱が5日以上続く、なかなか下がらず心配な場合は、合併症を引き起こしている可能性があります。早めに病院を受診してみましょう。

 

おたふく風邪は発症から5日間は学校や保育園を出席することが出来ません。発症して5日くらいはウィルスが活発で他者にうつしてしまう可能性があるからです。

熱が下がり腫れや痛みもなく体調が良いようであれば出席することができますが、心配な場合は医師に確認をするのが一番確実かと思います。

完全に元気になるまでは安静に過ごし、熱が下がったとしてもマスクを着用するなどして感染予防を忘れないようにしましょう。

 

 

まとめ

おたふく風邪で熱だけが出るというケースもあります。

お子さんが熱を出すとおうちの方としてはとても心配だと思いますが、おたふく風邪は基本的に自然に治る病気なのであまり心配することはありません。

高熱が何日も続く場合は、合併症が心配されますので再度病院を受診して下さいね。

 

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