おたふく風邪の症状に咳や嘔吐はある?熱ないということも?

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おたふく風邪は、春先から夏休みに入る前くらいに流行するといわれてきましたが、最近では秋口に少し減るくらいでほぼ1年中発症する病気です。

おたふく風邪というと、耳の下や頬の下が腫れる、発熱する病気というイメージを持っていませんか?

 

しかし、おたふく風邪の症状はそれだけではありません。

咳や嘔吐といった一般的な風邪と同じような症状が出ることがあるんです。

また、人によっては熱が出ないということもあります。

 

今回は、おたふく風邪で咳や嘔吐が出るのはなぜなのか、熱が出ない理由は何なのか?ということについて解説していきます。


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おたふく風邪の症状に咳や嘔吐はあるの?

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おたふく風邪は、正式には「流行性耳下腺炎」といい、ムンプスウィルスというウィルスに感染することが原因で起こります。

感染から発病までは、だいたい2~3週間ととても長い潜伏期間があります。

 

発症すると38度前後の高熱が出て、しだいに耳の下から顎にかけての腫れがあらわれてきます。また、初期症状としては首の痛みを感じる場合もあります。

熱と耳の下の腫れは人によって前後することがあります。

 

おたふく風邪というとまず発熱と耳の下の腫れを思い浮かべる方が多いかと思います。

しかし、咳や嘔吐、腹痛、鼻水、頭痛、下痢、倦怠感、というような普通の風邪と同じような症状が出る場合もあるんです。

 

特に頭痛や嘔吐の症状は、「髄膜炎」や「膵炎」の合併症が起きたときに見られる症状であるため注意が必要ですね。

髄膜炎や膵炎は、特に大人の場合におたふく風邪の合併症で比較的多いといわれている病気で、ひどい場合は入院しなければならないこともあるため、すぐに病院を受診することをおすすめします。

 

咳は、喉や気管にウィルスが炎症を起こした場合に出ることがあります。また、おたふく風邪で抵抗力が下がっているときに風邪を併発してしまった可能性もあります。

 

おたふく風邪は、発熱や耳の下の腫れだけでなく、風邪の症状である咳や鼻水、嘔吐や腹痛なども起こるため、なかなか区別が難しいといえますね。


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おたふく風邪で熱がない場合もある?

 

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おたふく風邪にかかっても風邪のような症状があまり出ず、発熱もしないという場合もあります。

重症化しやすいといわれる大人の場合でも、ほとんど熱が出ず軽症で終わる方もいるんです。

 

この場合は「不顕性感染」といって、感染しているにもかかわらず何の症状も出ないということを意味しているんですね。

不顕性感染は、おたふく風邪にかかった人全体のうちおよそ30%~40%といわれています。

熱が出ないという人は、この不顕性感染であるケースに含まれていることが多いんです。

 

では、なぜおたふく風邪にかかったのに熱が出ないのでしょうか?

 

反復性耳下腺炎であるケース

おたふく風邪に似た病気に「反復性耳下腺炎」というものがあります。

風邪をひいたときなどに耳の下の腫れを繰り返す病気で、熱が出ないのが特徴です。唾液腺が未発達な子供に多いといわれます。

 

抗体を持っているケース

過去におたふく風邪にかかり発病はしなかったけれど、抗体がいつの間にかできていたということもあるようです。

また予防接種を受けていて、おたふく風邪にかかったけれど軽症で済んだという場合も考えられますね。予防接種を受けていれば9割以上は予防ができるそうですよ。

 

風邪薬や解熱剤

かぜ薬や解熱剤を服用した場合、薬の効果で一時的に熱が出ていないことが考えられます。

また、熱が出ない場合でもウィルスは接触感染や飛沫感染によって周りの人にうつってしまいますので、咳やくしゃみなどに気を付けてしっかり感染予防をしましょう。

 

 

一見おたふく風邪に見えない症状は他にもある?

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おたふく風邪というと、風邪のような症状やおたふく面のような耳の下から顎にかけての腫れが特徴ですが、他にもおたふく風邪の症状はあるのでしょうか?

 

例えば、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、喉の痛み、食欲不振などが出ることがあります。ほとんどの人は普通の風邪かな?インフルエンザかな?と間違えてしまうような症状ですよね。

耳の下が腫れてくるまでは、おたふく風邪と気づきにくいのが厄介なところですね。

 

また、おたふく風邪の合併症として、男性の睾丸炎や女性の卵巣炎があります。難聴や脳炎など障害の残る合併症が起こることもあるんです。

高熱が続く、腹痛や嘔吐、頭痛が激しいというときは、出来るだけ早く医療機関を受診するようにして下さいね。

 

 

まとめ

おたふく風邪は風邪と似たような症状が多く、初めはなかなか気づかないことも多いようです。

大人の方は子供がかかった時にうつってしまうケースが多いようですので、まだおたふく風邪にかかっていない方は、合併症のリスクを減らすためにも予防接種を受けておくことをおすすめします。

 

熱がないのに耳の下の腫れがみられる場合や、これっておたふく風邪?と疑問に思っている方は、血液検査をすればはっきりさせることができますよ。

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