おたふく風邪の症状はおとなと子供で違う?大人でも熱は出る?

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子どもがかかりやすい病気のひとつに「おたふく風邪」があります。

おもに6歳以下の子供がかかるケースが多いといわれますが、大人でもおたふく風邪に感染することがあるんです。

 

お子さんがおたふく風邪にかかってしまった場合、看病をしている大人にも感染する可能性があるため十分注意しなくてはいけません。

 

今回は、おたふく風邪のおとなと子どもの症状の違いについてみていきます。

大人も熱は出るのか?感染した場合の注意点は?といった疑問についても詳しく解説いたします。


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おたふく風邪の子供の症状は?

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おたふく風邪は正式には「流行性耳下腺炎」といって、ムンプスウィルスが原因で耳下腺(耳の下にある唾液の出る腺)が炎症を起こす病気です。

接触感染や飛沫感染によって、周りの人に感染が広がっていきます。

 

おたふく風邪は、ウィルスの感染があってから14日~21日の非常に長い潜伏期間があります。

子供の場合、潜伏期間に現れやすい症状としては、

  • 頭痛
  • 食欲がなくなってくる
  • 機嫌が悪くなる

などがあります。

 

そして長い潜伏期間が終わると、

  • 発熱や鼻水など風邪に似た症状
  • 頭痛
  • 筋肉痛、全身の倦怠感
  • 顔の痛み
  • 下痢・腹痛

などが起こり、耳の下から顎にかけて腫れてきます。両側が腫れることもあれば片側だけのこともあります。

 

子供の場合、おたふく風邪にかかっても重症にならないことが多いといわれていて、熱は3~4日程で下がり、耳の下の腫れは1週間~10日ほどで治ります。


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おとなのおたふく風邪は子供と何が違う?

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大人がおたふく風邪にかかると、高熱が出やすく重篤な症状を起こる可能性が高いといわれているため注意しなくてはなりません。

大人の場合の症状としては、子供の場合と同じように耳の下から顎のあたりまでが腫れて、熱が出ます。また、頭痛や首のコリや痛みが出たり、体がだるくなったりします。

ときに40度を超えるような高熱が出て激しい関節痛などが起こることもあるともいわれているんです。

 

潜伏期間が長いため、初期症状が出ても「ちょっと体調が悪いのかな?」という程度で、発症して耳の下が腫れてくるまではなかなかおたふく風邪だとは気づきにくいことが多いんですね。

小さい頃におたふく風邪を経験したことがある方やワクチン接種をした方は、抗体ができているため、軽い症状で済むことが多いですね。

重い症状が出やすいのは、一度もおたふく風邪を経験していない方やワクチン接種をしていない方なんです。

 

しかし、大人がかかると必ずしも症状が重いわけではなく、軽い症状で済んだり、ほとんど気づかない程度で終わってしまう方もいます。

また、小さい頃に知らないうちにおたふく風邪にかかっていて、いつの間にか抗体が出来ているという場合もあるようです。

 

 

子供と大人それぞれのおたふく風邪で注意したいことは?

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合併症

おたふく風邪にかかった場合、大人でも子供でも気を付けたいのが「合併症」ですね。

 

おたふく風邪にかかった人全体で最も多い合併症は、髄膜炎です。髄膜炎は、背骨の中の髄膜という膜にウィルスがついてそこに炎症を起こしてしまう病気で、頭痛や吐き気などを引き起こします。

全体の10%の患者に現れるそうですが、多くの場合は軽症で済むようです。

他にも、脳炎や難聴、膵炎などの合併症が出たという報告もあります。

 

大人の場合ですと、女性は卵巣炎、男性は睾丸炎を起こしてしまう場合があるのだそうです。

卵巣炎や睾丸炎になって不妊症になるという噂もあるようですが、おたふく風邪が直接不妊症の原因となるようなことはほとんどないそうですよ。

 

反復性耳下腺炎

おたふく風邪とよく似た症状に「反復性耳下腺炎」という病気があります。

おたふく風邪のムンプスウィルス以外のウィルスやアレルギー、虫歯などいろいろなことが原因となって、耳下腺に炎症を起こす病気です。

 

耳の下が腫れるのでおたふく風邪と症状が似ていて区別がつけにくいのですが、反復性耳下腺炎の場合は、何度も繰り返し起こる、人に感染しない、熱があまり出ないという特徴があります。治る期間も人それぞれです。

反復性耳下腺炎の場合は、おたふく風邪と違って自然に治すのが難しいので、早めに耳鼻科などを受診し治療をするようにして下さいね。

 

おたふく風邪の対処法

おたふく風邪は、特別な治療薬はなくかかってしまったら安静にしていることが一番の治療法になります。

腫れて痛むときは食べるのも辛いので、ゼリーやスープなど噛まずに飲める物を食べさせるようにしましょう。ただ酸味の強いものは唾液腺を刺激するため控えた方が良いです。

 

また顔や首などが痛いときは、アイスノンで冷やすと痛みが和らぎますよ。

お風呂などは無理のない範囲で入るようにして、出来るだけ安静に過ごしましょう。

 

もし高熱がずっと続いていたり、腫れが痛んで我慢できないようなときは、病院で解熱剤や鎮痛剤などの薬をもらうこともできます。

 

 

まとめ

子供の場合は軽い症状で済むことが多いですが、大人の場合は高熱や合併症など重い症状を引き起こすこともあるため、決して甘く見てはいけない病気なんですね。

 

大人になってからの感染は重症になるケースも多いので、抗体を持っているかどうか知っておきたいところです。抗体を持っているか分からない方は、病院で調べることもできますよ。

抗体がない場合は予防接種を受けてしっかり予防していきたいですね。

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